2009年1月17日アーカイブ
-
2009年1月17日 01:18
都心と地方の非正規社員
カテゴリー: 日本企業
最近、「人員削減」の文字を目にしない日はありません。
新聞でもテレビでもネットでも、毎日のようにこの話題が報じられています。
たったいまも、ホンダが非正規社員をゼロにするといった
ニュースを目にしました。
まだまだ企業による人員削減は続くでしょうし、
他人事でないことは間違いありません。
ところで、いわゆる「派遣切り」に関する報道を通して
ひとつ気づかされたことがありました。
それは、各地域における非正規社員の違いです。
すこし御幣があるかもしれませんが、
都心部で働く非正規社員と地方で働く非正規社員は
立場は同じではあるけれども、同じではない、と感じました。
私は生まれも育ちも東京で、東京にある大学を卒業してから
ずっと都心部にある会社で勤務を続けています。
そんな私は、これまで
『非正規社員=若い女性=オフィスワーク』
というイメージを勝手に抱いていました。
たまに若い男性が派遣されてくると、
「男性で派遣ってどうなの?」と同僚と余計な心配をしてみたり。
でも、今回の金融危機によるリストラでテレビに映し出されるのは
男性ばかり。しかも年配の男性も少なくなく、
今さらながら、自分の認識が間違えていたことに気づかされました。
先日、外資系企業で経営コンサルをされている方と食事をしました。
いまは、地方にある超大手IT企業の工場に出入りしているため
平日は地方のホテル、週末は東京という暮らしをしているそうです。
その方にこの話をすると、
「madokaさんは世界が狭すぎる」と叱られました。
「僕が出入りしている所なんて、派遣の人ばかりだしブラジル人も多い。
日本の経済はこういう人たちによって支えられているんですよ。
とくに工場なんてそうです。
東京のオフィス環境が当たり前だと思ってはいけない。
むしろ、昼間に照明がこうこうとしているのは、
都会にある会社だけだと思うぐらいのほうがいい」
そうおっしゃっていました。
日本の経済の実態をまったく知らずに
これまで自分の常識の中だけで過ごしてきたのだ、
ということを恥ずかしく思いました。
(関連記事「契約・派遣社員の削減相次ぐ」)


