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2008年12月 8日 01:04
米雇用統計レビュー
カテゴリー:指標結果
先週金曜日に発表された11月の米雇用統計。
その結果は、事前にある程度予測できていたとはいえ
今後の実体経済への影響がかなり心配される数字でした。
市場がもっとも注目していた
非農業部門雇用者数は‐53.3万人で1974年以来の大幅な落ち込み。
また、同時に10月の同指数は‐24万人から‐32万人に、
9月は‐28.4万人から‐40.3万人にそれぞれ下方修正されています。
非農業部門雇用者数ばかりがクローズアップされていますが、
全体の就業者数も見てみると、‐67.3万人。
全体の失業者数は1033.1万人にのぼりました。
12月1日に、全米経済研究所
(the National Bureau of Economic Research)が
「米経済は2007年12月からリセッション入りした」と正式発表していましたが、
そのときから考えると失業者数は270万人増え、
失業率は1.7%上がっています。
セクター別に見た場合、
1年前と比較して失業率の上昇が著しいのは、建設業と金融業。
建設業:6.2%(2007年11月)→12.7%(2008年11月)、
金融業:2.7%(2007年11月)→5.2%(2008年11月)。
金融業に関しては、絶対的な数字は他セクターと比べて
低いほうですが、今後さらに失業率が上がるのは必至でしょう。
それから、個人的に注目したのは人種別のデータ。
直近3ヶ月(2008年9月~2008年11月)の失業率は以下の通り。
白人:
5.4%→5.9%→6.1%
黒人・アフリカ系アメリカ人:
11.4%→11.1%→11.2%
リーマン破綻以降の金融機関の人員削減策が
影響しているのでしょう。こちらのデータも来月以降も
チェックしていきたいと思います。
参考:米国労働省「Employment Situation」
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