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2009年7月 2日 17:36
注目の米雇用統計は如何に、波乱も否定出来ず=欧米市場見通し
本日の東京タイムに目立ったものは、ドル高とポンド安。したがって、両者の組み合わせ通貨ペアとなったポンド/ドルは早朝の1.65ドルレベルから、夕方には1.6330ドルレベルまで100ポイントを大きく超えるポンド安・ドル高が進行している。
中国の外務次官から、前日の欧米タイムで物議を醸した「中国当局が新基準通貨に関しての議論を求めた」とする報道を否定する「中国が準備通貨に関する議論を要請したとの話は聞いていない」との発言が聞かれており、これが全般的なドル買いに繋がっていた。テクニカルに見た場合、ドル/円相場は強い抵抗と見られた96円半ばを超えてきており、ドル高方向へのリスクを感じるものの、イケイケドンドンでドル高が進行する地合いにはなっていない。
そんなドルの次のターゲットは前回高値の97.17円レベルだが、97円半ばにかけては移動平均をはじめとする複数のチャートにおけるテクニカルポイントが集中していることもあり、ドルの上値は重そうだ。それに対するサポートは、一目均衡表の雲の下限や転換線などが位置する96円レベルとなる。一方、このあとの欧米タイムにかけて材料的に注目される最大の要因は、やはり米雇用統計だろう。昨日発表された「相関性の高い」ADP全米雇用報告が予想よりも若干悪い内容だったものの、事前に発表された雇用関係のデータを見るとむしろ悪化したものの方が少なく、マーケットでは改善するとの期待がやや強いのかも知れない。悪化した場合のインパクトに要注意か。
なお<それとは別にNY勢は独立記念日を念頭に入れ、明日から3連休のロングウィークエンドとなる。連休を前にしたポジション調整の動きなどにも注意を要したい。終盤などにかけては、指標とはまったく連関性のない値動きとなる可能性も否定できないだろう。さて、早朝に様子見としたこともあり、筆者は依然ノーポジション。
本日はこのあと米雇用統計やECB理事会など注目材料が少なくなく、次の動静は読みにくいのだが、基本的に筆者はドルベア派なので戻り売りにバイアスをかけて考えたい。
でも、あまり決め打ちをせずに臨機応変、フレキシブルに対応したい。


