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2009年6月15日 17:30
主役はユーロや豪ドルなど、ドル/円は基本蚊帳の外?!=欧米市場見通し
本日の東京タイムはドル高、円高の展開。逆にユーロやポンド、豪ドルなどは冴えない値動きをたどっている。
先週末に終了したG8財務相会合後にクドリン・ロシア財務相が「基軸通貨としてのドルの役割は近い将来変化することはない」と発言したことが好感されるなか、英テレグラフ紙が「ドイツのクレジットクランチが深刻化した」と報じたことが嫌気されており、ユーロ売り・ドル買いが進むとドル相場を全般的に押し上げる要因となっていた。テクニカルに見た場合、ドル/円相場は先週1週間を通した価格変動が97.08-98.86円と2円にも満たなかった。また本日の東京タイムも50ポイントのレンジ取引で方向性はまったくうかがえない。マーケットの主役はドル/円ではなく、ユーロやポンドあるいは豪ドルなどとなっており、このあとの欧米タイムにかけても基本的にはそれら通貨ペアの変動に連れる値動きか。単体で方向性の出るような価格変動はある意味見込みにくい。
一方、材料的に欧米タイムに注視されるものは、NY連銀景況指数など発表される米経済指標となるだろう。週初から重要な指標の発表が相次ぐため、その内容次第では波乱もありそうだ。また、それとは別に実施されるタルーロFRB理事など要人の講演にも一応要注意。
なお、前述したようにマーケットの関心がユーロやポンドに高いこともあり、20:00から予定されているウェーバー独連銀総裁によるバッドバンク構想についてのヒアリングに出席などヨーロッパ関係の材料にも別途注意を要したい。そうしたなか、個人的な戦略としては98円前後から97円半ばをターゲットゾーンとした押し目買いを考えていたが東京タイムには届かず。ただ、このあとの欧米タイムについても、戦略は継続させる方針。


