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2009年6月 9日 17:51
米債の入札注視、ドル/円はレンジ見込みだが・・・=欧米市場見通し
本日の東京タイムは、結果としてドルが対円だけでなく全面安に近い値動きをたどっている。一方、円絡みの通貨ペアは上下に大きく振れる荒い値動き。ユーロ/円やポンド/円は早朝を高値に一時1円を越える下げ幅を記録したものの続かず、結局行って来いの値動きとなった。
なお、そうしたなか今週末のG8会合に向けてオバマ米大統領がEU各国政府に厳格な金融機関へのストレステストを求めるスタンスをとる、などといった報道も観測されており、マーケットで一時思惑を呼んでいた。
テクニカルに見た場合、ドル/円相場のリスクはドル高方向にバイアス。具体的なドルの上値メドとしては、年初来のドル高値である101.43円を起点とした下げ幅の76.4%戻しにあたる99.64円、そして前回高値の99.80円ということになるだろう。
しかし、先週末のドル上昇が急ピッチだったこともあり、目先的には調整と思しきムードを漂わせはじめている。ポジションのしこりを解消すべく、いましばらくは97-99円程度のボックス内で時間調整と思しき揉み合いが続く可能性を否定できないかも知れない。一方、材料的にはこのあと欧米タイムに向けて注目されるものは、米3年債入札か。トータルで350億ドルとかなりの金額になるため、順調に入札されるのかどうかがポイントとなるだろう。
いずれにしても、ここ最近の為替市場は米株の動き以上に米長期金利の動向に一喜一憂する展開となっていることから、その金利動向に影響を与えかねない米債の入札はマーケットの波乱要因になりかねないように思っている。


