今日のネタ


為替 遊朗

2010年1月19日

政治資金規正法

先週、民主党の小沢幹事長の当時の秘書ら3名が東京地検特捜部に逮捕されました。容疑は虚偽記載だそうです。政治と言うものは昔からお金のかかるもののようでして、一代で財産を食い潰してしまう人も少なくないといわれています。

 

となると自然とお金のある人しか政治に関われないようになります。機会の平等を維持するためには私財をふんだんに使えないようにしましょう。

政治に関われば権力や利権がついて回ります。その恩恵にあずかろうと寄って来る人々も増えます。袖の下なんて言葉もあるように怪しいお金の誘惑もついてきます。そういった誘惑に歯止めをかけるために資金の流れは透明にしておきましょう。罰則も設けましょう。

 

大雑把ですがそんな趣旨でつくられたのがこの政治資金規正法です。

 

報道によれば世田谷の不動産購入資金の流れはどうもこの法律に則って作成された収支報告書とは違っているようです。確かに勘違いや手違いといったいわば悪意の無い場合も無いとは言い切れません。殆どの場合修正手続きさえ踏めばお咎めは無いようです。

 

しかし、今回の事件報道されてる内容だけで考えるとどう考えても怪しい。やましいことが無いのならなんでこんな食い違いが出てしまったのか、個人資金というならどこから出してきたのか位は説明してもらわないとどうにも納得いかないでしょう。

 

鳩山総理の虚偽記載だって変な話です。私財を出しただけで私服は肥やしてないというのはこの法律趣旨からしても理由になってない。何年にもわたって贈与税払ってなかっただけでも脱税じゃあないですか。

 

罪が重いとか軽いとかの問題じゃあありません。自分達が国会議員として審議し作った法律の趣旨から明らかに逸脱した行為をしていたことへの反省が欠けている。立法府の一員として関わった法律すら理解していないような人たちがまた他の法律作っちゃう。今はそんな状態なんだと思うと暗くなります。

 

蛇足ですけど、たまたま今回は民主党の人ですけど他の政党にだって言えるのと違いますかね?政治家の倫理観って罪にならなきゃいいという程度じゃあダメなんだと思うんですけど。