2009年1月アーカイブ


    為替 乱人

    2009年1月30日

    ダメダメ決算相次ぐなかで…

    証券取引所も、今では株式会社であり、一投資対象。

     

    という訳で、大証の直近決算内容をみてみますと、これが結構調子良いんですよね。
    先日発表された第3四半期決算では、営業利益が30億超で、これは前年同期比で4割増って感じです。

     

    説明としては、株式市場のボラティリティ上昇もあり、デリバティブ取引、特にオプション取引が活発だったということのようです。
    一日当たりの売買代金でみても、先物・オプションともに会社計画を上回り、四半期ベースでは過去最高の収益だったもよう。

     

    さて、もう少し、その好調な理由を探ってみますと、どうやら、「リーマン・ショック」も関わっている様子。何でも、相対取引へのリスク回避の動きが、市場取引をさらに活発化させているのでは?ってことのようですが。
    また、オプションについては、商品の規格も変わりましたからね。これも良いように働いたかもしれません。

     

    この先も取引所でのデリバティブ取引が活発なまま推移していくのか、今年はFXの方でも、取引所取引VS相対取引の第2弾!が待っていますし、要注目です。


    為替 元

    2009年1月29日

    「受験生向け」お菓子、続々と

    先日センター試験が実施されましたね。受験生の皆さん、結果はいかがでしたか?
    受験はまだまだこれからが本番。風邪やインフルエンザなどにかからぬよう、気を付けてください。「為替一家」は家族総出で受験生を応援していますよ!

     

    ところで、受験生用のグッズといえば数々あるが、ここ数年はなかでも受験生用の「お菓子」が続々投入され、人気を集めている。

     

    その代表格といえば、「きっと勝つ」から大ブレークした「キットカット(ネスレ)」だろうが、根強い人気の「キシリトール(きっちりとーる)ガム」や、「カール(明治製菓)」のゲン担ぎバージョン「ウカール」などがある。

     

    一部のコンビニなどには特設コーナーを設ける先もあるとされ、実際に見たあるいは購入したことがあるという方も少なくないのではなかろうか?
    ウチも受験生ではないのだが、リラが好きで何故かよく買ってくるのだ・・・(笑)。

     

    そんな受験生用のお菓子、前述したような「ゴロ合わせ」はさすがに出尽くしたのか、「キャラメルコーン(東ハト)」の変型判「カナエルコーン」(駄洒落としてはやや苦しい・・・)、あるいは「柿の種」ならぬ「勝ちの種」ぐらい。新作はもうあまり見られないが、今年はQRコードを付けて携帯電話で読み取るとおみくじ画像が見られたりするようなサービスの付した商品が少なくないようだ。

     

    --そんなお菓子に頼るものいいけど、最後の最後は自分自身の力ですからね!
    それだけはユメユメお忘れなきよう・・・・・・。


    為替 円

    2009年1月28日

    VIX指数

    久しぶりにVIX指数を見てみました。

     

    2007年からの推移はざっとこんな感じになっています。

     

    vix.JPG

     

    また少し上昇しているとはいえ、

    直近の数字は、45.69(1/26)と

    一時期の80オーバーに比べると落ち着いています。

     

    世界的に振るわない経済指標の結果、

    (昨夜は11月のS&P/ケース・シラー 米20都市圏住宅価格指数が

    前月比‐2.2%、前年比‐18.2%で過去最大の落ち込みとなったほか、

    1月米消費者信頼感指数が37.7と過去最低を更新)

    欧米の金融機関に対する懸念など、悪材料には事欠きませんが

    意外とVIXの跳ね上がりがは見られていません。

     

    市場の目が慣れてしまったからなのか、

    今後のオバマ新政権に対する期待もあるからなのか……。

     

    いずれにしろ、昨年のようなパニック相場とは

    状況が異なっているようですね。


    為替 遊朗

    2009年1月27日

    サムライ債

    ブルムバーグで見つけました。

    オーストラリアのウエストパック銀行がオーストラリア政府保証の円建て外債(サムライ債)を発行するようです。民間企業が政府保証付きでサムライ債を発行するのは史上初だそうです。

     

    世界的な金融危機の中、発行体の信用補完として政府保証をつける形の起債の動きが高まっているそうです。オーストラリア政府の格付けはムーディーズがAaa、S&PがAAAと申し分なし。さらにオーストラリア政府はGDPに対する政府債務残高比率が15.4%と日本の200%弱、イタリアの100%強といった他国と比べても魅力的との事。

     

    前述の通り、政府保証付きの起債の流れは世界的になっており、今後こうして膨れ上がる負債から各国政府の格付けに変化が出る可能性は計算しておかねばならないと思われますが、負債比率15%台のオーストラリアは余力ありと言うことになるでしょう。

     

    今後、ANZ銀行やCBA銀行といったオーストラリア系の銀行も同様の起債を予定しているとか。

     

    さて、円建て債発行となれば起債者は調達した資金をAUDに交換して使う事になるわけで、AUD円の買い要因となりますよね。同様なサムライ債の起債がどの程度の潮流になるかは未だ判りませんけど、流れが出来ればクロス円での円高進行には歯止めがかかる事になるのかも知れません。


    為替 元

    2009年1月26日

    東京の街のイメージ、「活気がある」のは新宿区

    1月の毎週月曜日に続けてきた「家族・家庭(あるいは生活)ネタ」の第4弾、本日が最後です。1ヶ月間のご愛読に感謝。

     

    そこで(?)今回は再び、日経新聞が実施した調査をご紹介したい。

     

    都内在住者を対象に実施した「東京の街のイメージ調査」によると、現在もっとも「活力のある街」は新宿区、今後の「成長が期待できる街」は港区となった。また、「子育てしやすい街」は世田谷区がトップとなっている。

     

    ・・・順当というか、当然というか、当たり前過ぎるような結果ばかりだったことは敢えて言うまい(笑)。

     

    一方、この調査は日経新聞らしからぬ(?)面白い項目が幾つかある。
    たとえば、「水や空気、緑が綺麗な街(トップは八王子市)」「勉学や研究がしやすい街(トップは文京区・東大があるから?)」--などだが、その最たるものは次の質問だろう。

     

    「飲食店でおいしいものが食べられそうな街」--。
    ワシなら、やっぱり老舗の名店が多い日本橋界隈を有する中央区、神楽坂のある新宿区かなと思っていたら、なんとそれらは1位と3位じゃった。2位は港区。
    うーん、ワシってなにげにグルメかも(笑)。

     

    なお、最後にワシがもっとも関心を持っている「高齢者が住みやすい街」は1位が葛飾区、2位が世田谷区、以下台東区、杉並区、武蔵野市となっている。
    こりゃあ、急いで葛飾区に引越しせねば(笑)。

     

    <参考;「家族・家庭(あるいは生活)ネタ」>

    01/05 都内で部屋を借りたい街は?
    01/12 「行政サービス」トップは東京都三鷹市
    01/19 「エコ活動」、もっとも意識の高い長野県
    ・01/26 東京の街のイメージ、「活気がある」のは新宿区


    為替 乱人

    2009年1月23日

    Goodbye The biggest umbrella

    米シティグループが先日、これまでの組織を大幅に改正、2事業部門体制とすることを発表しました。

    トラベラーズ・グループとシティコープの合併から10年余。

    グラス=スティーガル法をも乗り越えさせた金融コングロマリットへの夢は結局、幻となってしまいました。

    サンフォード・ワイルの想いは如何ばかりでしょう…

     

    シティ誕生時、同グループは、生命保険、損害保険、カード、ノンバンク、銀行、証券、資産運用の各部門からなっていました。

    2000年以降には、生損保のトラベラーズを結局手放し、直近では、その組織もグローバルカード、コンシューマー・バンキング、グローバル・ウェルス・マネジメント、インスティチューショナル・クライアントの各部門からなる体制へと大きく変貌していました。

     

    今回の2事業部門体制への移行により、グローバル・ユニバーサル・バンキング業務が中心となる「シティコープ」と、問題資産や非中核業務を集約した「シティホールディングス」に分割、実質解体されることになったシティ。

     

    この辺りの評価は、今現在も数多くなされているでしょうし、またこの先もなされるでしょう。

     

    特に、国内では、シティと縁が深かった(深くなってしまっていた)金融機関への、興味本位な報道や憶測がこの先も流れることでしょう。

    情報は確かに大事です。ただ、興味本位に騒ぎ立てるのも問題でしょう。

     

    ここでは、そうしたことより個人的に気になった点を2つだけ、書き留めておきたいと思います。

     

    まず、今回のシティホールディングスに属する事業部門は、旧トラベラーズ・グループの事業が殆どであるということ(一部、プライベートバンキング部門だけは、グローバル・インスティチューショナル・バンク部門へ属するらしい)。

    リテール向け証券としてのブランド、スミス・バーニーをライバル、モルガン・スタンレーへ実質的に売却した時点で同業務は、シティにとっては最早中核事業ではなくなってしまったということであり、この先のシティは、旧シティコープの銀行業務を中心とした金融機関になるということに他なりません(それも、旧シティコープにはなかった投資銀行業務を加えた格好で)。

    トラベラーズ、プライメリカ、シェアソン・リーマン、ソロモン、そしてスミス・バーニー…

    結局、旧トラベラーズは消滅したも同然でしょう。

    改めて、ワイルの想いは如何ばかりでしょうか?

     

     

    それから、これは殆ど記述されることはないでしょうが…

    上述した、非中核業務とされた部門にも優秀な人材はいる(いた)ということ(勿論、日本国内においても)。

    ここから、さらに人材の流出や流動化が起こることでしょう。

     

    最近も国内では、かつてシティに関わった人物の、欧州系金融機関への移籍報道がありましたし、某アジアの巨大SWFからの後ろ盾をもって、新たなウェルス・マネジメントを中心としたブティック型証券を設立した人物達も、旧トラベラーズの出身です。

     

    巨大コングロマリットへの夢は潰えたかもしれません。

    しかし、彼らのノウハウが活かされる場は、直ぐ近くに広がっているようにも思います。

    彼らの活躍を祈るばかりです。


    為替 元

    2009年1月22日

    「スーパーボウル」の広告枠まだ埋まらず

    ご存知の方が多いと思うが、アメリカンフットボールといえば、バスケットボールなどと並ぶ米国の人気スポーツ、「国技」と言ってもよい。

     

    そんなアメフトの最高峰であるNFLの王者を決める戦いといえば、2月1日にタンパで実施される「スーパーボウル」になる。

     

    スーパーボウルはフットボールのファンだけでなく、全米で最高に注目されているイベントであり、視聴者は全米だけで1億人を超えるとも言われている。
    そのため、スーパーボウルのテレビCMは人気の的となっており、合計67スポットある枠がこれまでは「アッという間」に売れてきた。

     

    ・・・・・・ところが、今年に限ると様相が異なり、まだ幾つかの枠で売れ残りがあるという。
    それも、最長の30秒枠に空きがあるとも言われている。

     

    まぁ、金融危機の影響などで常連だったGMなどが確かに撤退しているし、それに前述した30秒のCM枠なんて推定だけど前年の270万ドルから金額が300万ドルに1割アップしたとも言われるからね。そらぁ、手が出んかも。
    いくら「米国で一番高いCM枠」と言われても限度があるでしょ。

     

    中継を担当するNBCテレビの考えも判るけど、もう少し実体経済や社会情勢を考えよう。
    それともキミたちは空気の読めない、「KY」テレビですか?


    為替 円

    2009年1月21日

    コンビニが百貨店上回る

    日本フランチャイズチェーン協会が20日に発表した

    2008年の全国コンビニエンスストアの売上高(全店ベース)は

    前年比6.7%増の7兆8566億円で、10年連続で前年比プラスとなりました。

     

    対して、日本百貨店協会が19日に発表した

    2008年の全国百貨店売上高は、前年比4.3%減の7兆3813億円で

    12年連続で前年実績を割り込み、22年ぶりの低水準に落ち込みました。

     

    コンビニの売上高が百貨店の売上高を初めて上回りました。

     

    コンビニの売上高アップには、タスポ効果が大きく寄与したそうです。

    (コンビニならタスポがなくてもタバコを買えるので)

    タバコを買うついでに消費者が飲料など別のモノを買う、

    いわゆる「ついで買い」が売上高を押し上げたのだとか。

     

    一方で百貨店は、不景気により衣料類の売り上げが

    激しく落ち込んだようです。

     

    商品の値下げを強いられた百貨店に対して、

    コンビニは価格がブレにくく収益性もよいのだそうです。

     

    私はコンビニを利用する機会はそうないのですが、

    家族は毎日のように使っているようです。

     

    そのうち、コンビニに衣類なんかも置かれるようになったりして。


    為替 遊朗

    2009年1月20日

    英語苦手なのが幸い・・・?

    古い話で申し訳ないです。1月13日付のフランス経済紙レゼコーの記事だったそうですが、イタリアのトレモンティ経済・財務相が、イタリア人バンカーの英語水準が低かったことが、同国の銀行をサブプライム問題の悪影響から救った可能性があるとコメントしたそうです。

     

    なるほど、そういえば日本も英語苦手だから影響が限定的だったのかも?なんて自分が英語苦手だから妙に関心してしまいました^^;

    まあ、ジョークだってのは解っていますが英語苦手な私にとってはちょっと嬉しいニュースでした。

     

    でも実際金融の世界では英語がある種万国共通語的な位置にありますし、グローバリゼーションの波と共に英語は喋れて当然的な扱いになりつつあります。日本の企業でありながら会議は全て英語なんていう企業も多いそうです。多国籍化する従業員がコミュニケーションするに当って英語が共通の言語になり易いのは判りますが、お互いが母国語以外で話し合うことでかえってミスコミュニケーションが増えていたりしないのでしょうかね?

     

    あ、そんなレベルの人はそもそも会議になんか参加できないわけですね・・・・・失礼しました。


    為替 元

    2009年1月19日

    「エコ活動」、もっとも意識の高い長野県

    前回に続く、「家族・家庭(あるいは生活)ネタ」の第3弾。

     

    民間調査会社が実施した「エコ意識」「エコ活動」の調査によると、もっとも優れている都道府県は長野となった。

     

    調査は資源ゴミの分別や節水、あるは冷暖房の設定温度、エコバッグ持参の有無などについて各地住民に実施しているのかどうかを尋ねたもの。

     

    項目別では、ゴミ分別のトップが北海道、節水は長崎、エコバッグ持参は富山がトップとなるなど、かなりバラついた結果となったが、トータルでは長野がトップを制した。

    ちなみに、総合2位は京都で以下東京、滋賀と続く。またワーストスリーは青森、徳島、高知。

     

    もちろん、この調査に意味がないとは言わないけど、飽くまで「意識」ですからね。回答は自己申告だし。
    個人的にはちょっと疑問もあるんですが。東京の総合3位ってホントかなぁ?

     

    住んでいる人間の一人からすると、そんなに意識が高いとは思えないんですがね・・・・・・。

     

    <参考;「家族・家庭(あるいは生活)ネタ」>

     

    01/05 都内で部屋を借りたい街は?
    01/12 「行政サービス」トップは東京都三鷹市
    ・01/19 「エコ活動」、もっとも意識の高い長野県


    為替 乱人

    2009年1月16日

    今年のサプライズはサプライズでもない?

    2週続けて、所謂「予想もの」について書いてきました。

    1月も後半戦、もういい加減、別のネタにでもしようかな?と思いつつ、やはりまた取り上げてみる、このしつこさ(笑

     

    某米系証券のポートフォリオ戦略のレポートにあった、今年の「10のサプライズ」という内容。

    今年の日本株市場を中心にしたいくつかの「サプライズ」が挙げられていました。

    ざっと以下のような内容ですね。

     

    ・衆院選で民主勝利、政権奪取

    ・政府がSWF設立

    ・新興国で金融危機

    ・原油80ドル超へ

    ・外国企業による大手国内ブランド企業の買収

    ・法人税の引き下げ

    2年連続で国内投資家が日本株買い越し

    ・国内企業でプロキシー・ファイト(委任状闘争)拡大

    ・地政学的リスクを背景に防衛費拡大

    16年オリンピック、東京に

     

    さて、これらをみると、実はそれほどのサプライズ感もないのが個人的な感想だったりします。

    みなさんはどうでしょう?

    でも、世間的には、というか市場としてみたら、やはりサプライズということになるのかもしれません。

    というのも、前述レポート、最終的にはボラ買いのオプション戦略付きだったですから。

     

    う~ん、これが結構、ね(笑 

     

    それよりも

    個人的には、モルガン・スタンレー・スミス・バーニーの方が、よっぽどサプライズでした(笑

    結局、スミス・バーニーも、ソロモンやディーン・ウィッターみたいな運命辿りそうですね…


    為替 元

    2009年1月15日

    「個人情報保護」で変わった絵馬

    年明け、家族で神社に初詣に行った。そこで目にした光景。

     

    神社に付き物の「絵馬」が昨年ぐらいからリニューアルチェンジをしたそうなのだが、気が付いたという方はどれぐらいいるのだろうか?

     

    「絵馬」といえば、ささやかな願い事を書くとともに住所や氏名も明記して、神社に奉納する。
    おそらく、ご存じないという方はいないと思う。

     

    やや不謹慎だが、ワシは神社に行った際、奉納された「絵馬」に書かれた他人の願い事を見るのが楽しみのひとつだ。
    あれって、なにげに楽しい。

     

    --しかし、たぶんワシのような「不謹慎」者がおそらくいるからなのだろう。そして場合によっては、「絵馬」の願い事を逆手にとり、悪用しようとする輩がいるからかも知れない。

     

    ともかく、そんなことで昨年ぐらいから、なんと「絵馬」から個人を特定できる住所の記載欄を削除したという神社が少なくないという。
    実際、正月にワシの行った神社でも、そうしておった。

     

    平たく言えば、「個人情報保護」が神社でも強化されたということになる。

     

    また、聞く話によると、何が書かれているか盤面そのものを見えなくするような保護テープを貼るタイプの「絵馬」も別途登場しているそうだ。

     

    うーん。時代的にも仕方はないのだろうけど、寂しいというか侘しいというか・・・。
    なんだか味気ない気もチョビっとして、わけもなく悲しいじいちゃんなのでした。


    為替 円

    2009年1月14日

    2009年経済自由度指数

    毎年発表される、世界各国の経済自由度を数値化した指数をご存知ですか?

     

    Index of Economic Freedom といい、日本語では「経済自由度指数」と訳されています。

     

    発表しているのは、アメリカのヘリテージ財団というシンクタンクと

    ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)。

    今年で15回目の発表となるそうです。

     

    以下の10項目で調査対象国の経済自由度を評価し、ランク付します。

     

    Business Freedom(ビジネスの自由度)

    Trade Freedom(貿易の自由度)

    Fiscal Freedom(財政の自由度)

    Gov't Size(政府の規模)

    Monetary Freedom(貨幣の自由度)

    Investment Freedom(投資の自由度)

    Financial Freedom(金融の自由度)

    Property Rights(財産権)

    Freedom from Corruption(政治腐敗)

    Labor Freedom(労働環境の自由度)

     

    2009年の経済自由度指数は179の国と地域が対象。

    評価期間は2007年7月から2008年6月ということで、

    秋以降に深刻化した金融危機の影響は反映されていないようです。

     

    さて、1位に輝いた国はどこなのか?

    なんと15年連続で香港が1位となったそうです。

    貿易、財政、投資etc.あらゆる分野で高得点を獲得しています。

    トータルでは100点中90点。

    2位のシンガポール(87.1点)、3位のオーストラリア(82.6点)を

    大きく引き離しています。

     

    さて、気になる日本の順位と点数は……?

     

    19位(72.8点)でした。

    かろうじて5段階に分類された、上から2番目のクラス

    (Mostly Free=おおむね自由)に分類されています。

    貨幣の自由度は抜群に高いのですが、

    投資と財政の自由度が他国に比べると低くなっています。

     

    ちなみに日本より上位にランキングされている国には

    “えっ?この国が?”と思わず目を疑ってしまうような国も

    ランキングされていますよ。

     

    日本は世界をリードする先進国だと思っている方は

    このランキングを一度みてみるといいと思います。

    世界からみた日本の姿が少しだけ垣間見れるかもしれませんよ。

     

    2009年経済自由度指数ランキング一覧

    2009年経済自由度指数サマリー 

    (6ページ目以降で、各国の項目別の点数が見られます)


    為替 遊朗

    2009年1月13日

    兜町の格言

    「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まる、子は繁栄、丑つまずき、寅千里を走り、卯跳ねる」

     

    干支と株式市況をあらわしたこんな格言が兜町にはあるそうです。本来昨年の子年は繁栄の年回りでしたが、過去最悪となりました。果たして今年はどうなるのでしょう。

     

    リーマンショック、トヨタショックと世界全体に激震が走ったものの実体経済への本当の激震はこれからといわれています。昨年の株式市場の暴落から今年度末の決算予想が次々と下方修正されています。年末から社会問題化している派遣労働者切りといった雇用問題も始まりに過ぎず、大手企業の生産調整はさらに進んでいます。

     

    週末にはアメリカのオバマ次期大統領が景気対策の経済効果を公表しました。年初はアメリカも日本も新政権への期待を先取りするように上昇したものの、次々と出てくる経済指標の予想を上回る悪化にしぼんでいます。やはり格言どおり丑つまずきとなるのでしょうか?

     

    百年に一度の津波と言われるとおり、現在の景況感が本格的な回復を見るには相当の時間を要するでしょうし、過去の数値を発表する経済指標と実際に打たれる景気刺激策の効果にはかなりの時間差がありますから、年内の急激な改善は余程の奇跡でもないと難しいでしょう。

     

    ただ、格言を信じるなら寅千里を走り、卯跳ねるわけで、各国の景気対策は次の2年間で実を挙げる事になります。期待先取りの上昇と実体経済悪化という現実による下落を繰り返す正につまずきながらの一年ということかも知れません。

     


    為替 元

    2009年1月12日

    「行政サービス」トップは東京都三鷹市

    前回に続く、「家族・家庭(あるいは生活)ネタ」の第2弾。

     

    日本経済新聞社が実施した「行政サービスの水準比較」調査によると、そのトップは東京の三鷹市となった。
    調査は全国の市と東京23区について、「公共料金」や「高齢者福祉」「子育て環境」などの項目にわけ、様々な施設の数や料金、制度など合計38項目を調べたもの。そのなかで、三鷹市は各項目でそれぞれ上位にランクインし、総合でトップとなった。

     

    では、調査結果を個別に見ていく。
    ワシももっとも関心のある「高齢者福祉」についてのトップは清瀬市で次が青梅市、そして千代田区、三鷹市、東村山市となっている。東京多摩地区の健闘が目立つ。これからワシは多摩地区に引っ越すかの(笑)。

     

    一方、「子育て環境」についてのトップは渋谷区、次いで荒川区、足立区、新宿区、台東区--と6位の三鷹市を除くとベスト10はすべて東京23区が占めた。
    ちなみに、渋谷区は満遍なく優れているのだが、そのなかでも認可保育所の定員数や待機児童の数、保育料、私立幼稚園を利用する保護者に対する補助制度などのほか、病児・病後児保育をしている認可保育所の数などで得点がとくに高かった。

     

    興味深い項目がたくさんあるのだが、最後にもうひとつだけ。
    「教育」についてのトップは荒川区、次いで台東区、日野市、清瀬市、武蔵野市となっている。荒川区の場合、区立小学校に整備されている教育用のパソコンの数などが多く、高得点に繋がっていたという。

     

    --結果として目にする名前は、都内ばっかりだったが、皆さんのお住まいの市や地域の名前は果たして文中に登場されただろうか?

     

    <参考;「家族・家庭(あるいは生活)ネタ」>

    01/05 都内で部屋を借りたい街は?
    ・01/12 「行政サービス」トップは東京都三鷹市


    為替 乱人

    2009年1月 9日

    舌の根も乾かぬうちに

    先週、今年の目標は、「予想はよそう!」って書きましたっけ。

    で、舌の根も乾かぬうちに、というか、性懲りも無くといいましょうか また今年の予想についてのお話です。

     

    現在は、とあるヘッジファンドに移籍していらっしゃるバイロン・ウィーンさん。ご存知の方も多いことでしょう。元モルガン・スタンレーのストラテジストで、毎年びっくり10大予想を発表しています。

     

    で、今年の予想がこんな感じ。

     

             SP500は1200に上昇

             金は1200ドルに上昇

             原油は80ドルに上昇

             ドル下落で、対円で75円、対ユーロで1.65ドル

             10年債利回りは4%

             中国7%以上の経済成長

             NY州、財政破綻の危機

             3・4Q、実質成長率プラスに

             米貯蓄率は3%以下で低調

             イラクからの米軍撤退遅れ、アフガンへ増派

     

    どうでしょう? 何か、けっこう当たりそうな項目が…

     

    因みに昨年の年頭、彼がどんな予想をしていたのか、あらためてみてみますか?

    (これは前回言いましたように、暇人の芸当ですね…)

     

    ・ 米国は2001年以来の景気後退(2四半期連続のマイナス成長)に陥る

    ・ FF金利は3%以下

    ・ 失業率は5%以上

    ・ 個人消費は精彩を欠く

    ・ 主要500社の年間ベースでの減益

    ・ 年後半にかけてのドル安

    ・ 原油価格の1バレル115ドル到達

    ・ インフレ圧力の高まり

    ・ 中国株式の急落

    ・ オバマ氏が第44代米大統領になる

     

     

    う~ん、これが結構、ね(笑

     

     


    為替 元

    2009年1月 8日

    ご当地ナンバーと経済効果

    読者のみなさんで、クルマをお持ちの方のナンバーは果てしてどうなっているのだろうか?

     

    原則とされてきた87の「従来ナンバー」に加え、観光地名などが書かれたいわゆる「ご当地ナンバー」のクルマもそこここで見掛けるようになくなってきた。
    具体的には、福島の「会津」や千葉の「成田」、石川の「金沢」、静岡の「伊豆」、三重の「鈴鹿」--などが「ご当地ナンバー」に当たる。

     

    そんなご当地ナンバーの19番目として、「富士山」が11月4日に登場した。
    面白いのは「富士山」ナンバーの場合、一県だけではなく静岡、山梨両県(の13市町村)に使用がまたがっていることだ。これは従来ナンバーを含めて、史上初の出来事になる。

     

    なお、ここでひとつだけ余談を言うと、「富士山」ナンバーは標高と同じ3776が大人気になっているというが、さもありなん。ワシももう少し若かったたら、きっと引っ越してまでも「富士山の3776」ナンバーのクルマに乗っていたことだろう(笑)。
    円さんやリラあたりはきっと反対すると思うが。きっと、恥ずかしいねとか言ってね(笑)。

     

    閑話休題。
    そんな「ご当地ナンバー」は、前述したように観光地名などが書かれてこともあり、地域振興のひとつとして当初は期待されていたものの、実際の効果となるといまひとつのようだ。意外に苦戦している自治体も少なくないという。

     

    とは言え、ワシはこれはこれでいい気がするけど。
    たとえば長野の「軽井沢」だとか、新潟の「佐渡」、山形の「月山(がっさん)」などのほか、もっと観光地を前面に出した「宮島」だとか「琵琶湖」「秋吉台」「東照宮」「桂浜」--など、むしろ色んなバリエーションが欲しいな。
    極論すれば、どこの県だか判らなくてもいいじゃんって思う。


    為替 円

    2009年1月 7日

    ユーロ

    突然ですが、欧州連合(EU)の加盟国すべてを挙げられますか?

    そもそも何カ国が加盟しているかご存知でしょうか。

     

    紙とえんぴつを用意して、書き出してみてください。

     

    何カ国書けましたか?

     

    ヨーロッパの地図を頭に思い浮かべながら

    私も書いてみましたが、出てきたのは16カ国。

     

    えっ?こんなに少なかったかしら?

    と調べてみたら、正解は27カ国でした。

     

    2009年1月7日時点での加盟国はこちら。

        euro.JPG 

     

    うーん、旧ソビエト連邦の構成国がまったく出てこなかったですね。

     

    しかもフィンランド、スウェーデンが入っているのに

    同じスカンジナビア半島にあるノルウェーが加盟していなかったことを

    すっかり忘れていました。

     

    さらに、もう一問。

    では、EUに加盟している27か国中

    単一通貨ユーロを使用している国は何カ国でしょうか?

     

    お正月も新聞を読んでいた人には簡単かしら。

    正解は16カ国。

    2009年1月1日にスロバキアがユーロを導入したことで

    先日、一カ国増えたばかりなのです。

     

    上にある加盟国一覧のうち、

    国名に下線がひいてある国がユーロ導入国です。

     

    ということは、それ以外の国は独自の通貨があるわけで……

    そこまで問題にしていたらキリがないですね。

     

    でもあとでこっそり確認してみようっと。


    為替 遊朗

    2009年1月 6日

    保護主義台頭への警戒

    「百年に一度の津波」と称される世界的景気後退の波のなか、多くの人々が世界恐慌からの脱却を狙って各国で台頭した保護主義政策への動き、それに繋がって始まった第二次世界大戦への流れを紹介し、警鐘を鳴らしています。

     

    既に昨年開かれたG20という試みはまさに過去の轍を踏まない為になされたと言ってよいでしょう。

    戦後、保護主義政策に転換した反省から国際協調の枠組みを整備しそれを進化発展させた新たな枠組み作りが、この世界恐慌以来という未曾有の事態打開に向けてなされています。

     

    しかし、国家という仕切りの中では背に腹は代えられない事態まで追い込まれてしまえば、崇高なる理想も腹の足しにはならないと吹き飛ばされてしまう危険が残っています。ロシアで輸入自動車にかける関税の引き上げがなされるというニュースが飛び込んできました。この報道だけを取って、世界各国が保護主義に雪崩を打って走り出すとは思えませんが、その兆候を覗うことは出来るかもしれません。

     

    アメリカで発足するオバマ新政権は、景気回復のための大規模な経済政策(グリーンディールと言っているそうです)を打つ事を表明しています。先週末に明らかとなった内容から保護主義を覗うことは出来ませんが、300万人の雇用創出、ビック3救済の為には救済資金供給だけで済むと見る向きは少ないようです。目先の資金需要を満たした後はある程度車が売れる環境にしなければ今のままではまた資金がショートしてしまいます。元来、民主党は共和党に比して保護主義的政策に向き易い傾向を持つ政党でもあり、国産車が市場で有利になるような環境を一時的にでも整える可能性は否定できません。

     

    世界恐慌当時に比べて生産規模が遥かに膨れ上がった現在でこのような内向きの政策が走り出してしまえば、世界中はアメリカが回復する前に干上がってしまうでしょう。当時ブロック経済を敷いた欧州はその前提となる植民地を失っています。

     

    何としても自由貿易主義を堅持した形でこの難局を打開する方向で進んでもらわなくてはならないところです。外交の弱いといわれる日本もこの点には目を光らせておかねば死活問題となるのではないでしょうか。


    為替 元

    2009年1月 5日

    都内で部屋を借りたい街は?

    昨年12月の月曜日付で「男女(夫婦)ネタ」を5回シリーズでやったら、ことのほか好評でした。感謝。

     

    そこで、当1月も月曜日付はシリーズものにしたいと思います。色々考えましたが、「家族・家庭(あるいは生活)ネタ」を4回シリーズでお届けします・・・。
    今回、栄えある第1回目は「都内で部屋を借りたい街は?」--と題してお届けしましょう。

     

    ――――――――――

     

    住宅情報サイトにおける検索件数の調査によると、東京近郊における検索回数の多かった駅名のトップは「渋谷」となった。

     

    また、以下では「中野」「池袋」「吉祥寺」「高円寺」「恵比寿」「目黒」などと続いている。
    住宅を探している人間の多くは「渋谷」や「中野」という街に関心があることは確かで、出来れば住みたいと考えているのかも知れない。

     

    しかし、利用者が実際に業者に詳細を問い合わせた件数をランキングした場合には、まったく違う結果となる。
    ある賃貸業者では、トップが「池袋」で2位が「三軒茶屋」、以下「高円寺」「恵比寿」「目黒」「学芸大」--などとなった。ちなみに「渋谷」は10位、「中野」や「吉祥寺」はトップ10に含まれていない。

     

    これから言えることは、家賃や住環境などとの兼ね合いを考えると、「住みたい街と現実的に住める街」では、やはりギャップがあるということになるのだろう。
    「渋谷」は住みたいけど、実際に住むには家賃が高くて手が出ない--ということか。

     

    ワシのような年代になると、「渋谷」なんて住むのはおろか、そんなに出かけたくもないけどね(笑)。

    若い人たちはきっと違うんだろうな・・・。

     

    <参考;「家族・家庭(あるいは生活)ネタ」>

     

    ・01/05 都内で部屋を借りたい街は?


    為替 乱人

    2009年1月 2日

    「当社、昨年末予想通りに…」

    毎年恒例の「今年の相場予想」

    某情報ベンダーの30社ヒアリングによる今年の日経平均予想レンジ。

    相変わらずですね…

    予想しているのは、各社アナリスト、ストラテジスト、役員、といったお歴々。

    みなさま、自信のありそうな方、なさそうな方…

     

    まあ、この理由を「昨今の異常とも思えるボラティリティを考えた結果」とでも仰るんだと思いますよ、ある方なんて、予想のレンジが9000円ですからね(笑

    あれ? 昨年の大納会、日経平均いくらで終りましたっけ??

    (そう8859円です。)

     

    今年の相場もきっと荒れますね(笑

    でも、この予想をした某社、自己は、この9000円ってレンジに、大枚をロックし、ショートストラングルでもするんでしょうかね(笑 

    デルタをヘッジするだけでも大変そうですけど ってそんな効率悪いことしないでしょうが…(笑

     

    まあ、こうした予想は、何に利用したら良いのでしょうかね?毎年の疑問です。

    「昨年、あの会社のあの人はあんな予想してたのに、全然当たらないじゃん! あっ、こっちの会社のアナリスト、当たっているよ」ってのも、暇人にしかできない芸当と思いますが如何でしょう?

     

    さて、そんなに、1社の方の予想だけを批判するだけってのも問題だと思いますので、逆に予想レンジの最も狭い方の数字もご紹介しておきましょう。

    なんと2000円!です。

    さて、上述の某部長さんの予想に対する「極めて好意的な解釈」を、こちらの予想者にも適用するなら、「今年は一転、ボラティリティは急低下する」んでしょう。よって、今年の相場は、凪です(笑

     

    でも、そんな話はまだ大したことない!っていうのも、海の向こう米国では、某社、来年のSP予想レンジが、下400(ワーストシナリオ)、上1190(ベストシナリオ)らしいじゃないですか(因みに昨年末のSPは903で終りました)。

    これなら誰でもいえそうですけど…

     

    えっ?ならばお前に予想はできるのか?してみろ! ですって?

    今年の目標は、「予想はよそう!」です。


    為替 元

    2009年1月 1日

    年末年始は「インドア」で

    あけましておめでとうございます。
    本年もどうぞよろしくお願いいたします。

     

    ――――――

    年末商戦がいまひとつ盛り上がらなかったようだ。一部のデパートや百貨店では、12月の売り上げが前年同月比で10%近い減少となったところもあるという。

     

    ただし、そうしたなかでも当然「売れ筋」の商品というものはある。

     

    興味深いのは、「売れ筋」とそうでない商品との差は一体なんだったのかということだが、そのポイントはどうも「インドアかどうか」にありそうだ。
    別の言い方をすると、正月を自宅などでノンビリ過ごすための消費におカネが使われていたと考えられている。ちなみに、これを「巣ごもり消費」--という。

     

    ともかく、昨日円さんが書いていたけれど、「高級おせち」が売れているほか、任天堂のDSiを筆頭に家庭用ゲーム機も売れているという。

     

    その一方、苦戦したのが海外を中心とした旅行、そして衣料品になる。
    また、「不況に強い」ことで知られる携帯電話の売り上げが大きく落ち込んでいるようだ。

     

    個人的には「ケイタイ」なんて、そんなしょっちゅう買い換えるものではないと思っているけど・・・。

    確かに不況なんだろうけど、みんな「背伸び」をして消費していたものが、ようやく「身の丈」にあったものになっただけでは?つまり、これがある意味で正常って気がするけどね。

     

    --年初から少し暗いでしたね。すいません。