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為替 遊朗
2008年12月23日
為替評価レート
日本の企業の多くは1月から第4四半期に入ります。この時期になると2009年度の予算関係の計画策定もやってきますね。
さて「100年に1度」ともいわれる荒波で13年ぶりの円高水準に見舞われている日本企業は、来年度の為替評価レートをどの水準に定めるのか興味深いところです。
ビッグ3の問題に湧き、90円を割り込んだ熱狂の後、FRBをはじめとした各国中銀の金融政策の動きで相場の振幅もやや収まってはいますが、日米の政治は依然として目録を示してはいるもののその成果はこれからです。特にアメリカの新政権は1月終わりからの始動です。
世界経済のためにもおそらく全ての人は新政権の政策が機能して徐々に回復していくシナリオを描いています。またそうでなくてはならないという思いも多分に込められているはずです。問題はその兆しがどれ程先で見え出すかということです。
期待感だけでドル円の本格的上昇は見込めないでしょう。期待感だけが先行してしまえば再び底値を覗う展開もあります。そんな中で評価レートを決めるとすれば現行水準より円安に持っていくのはかなり勇気が必要でしょう。さりとて90円を下回るレートは今の環境下では苦しい。
ひところ80円程度の円高に耐え得るだけの体力を日本企業は既に持っていると言われました。これが間違いだったわけではないと思います。アメリカの消費が旺盛であることを前提とすれば。
いかに想定レートを低くして製品を作っても売れる市場がなければどうにもなりません。そんな不確定要素ばかりの中で頭を絞らなければならないのですから大変です。大方の予想にある早い時期に想定されるさらなる円高水準がどの程度深いのか、またその期間をどのくらいに想定するのか。来年の相場を考えるに当って大いに役立つ指数となりそうです。


