2008年12月16日アーカイブ


    為替 遊朗

    2008年12月16日

    500億ドル超の巨額詐欺事件

    悪いことというものは続くものです。「泣きっ面に蜂」なんて言葉もありますが、月曜日の朝に最もインパクトのあったニュースでしたね。

     

    バーナード・マドク氏率いるファンドによる巨額詐欺事件。500億ドルですからね。大物は詐欺をするにもスケールがでかい。などどと関心している場合ではありません。欧州、日本でのその被害が出ているとの事。

     

    それでなくともサブプライムにはじまる一連の問題で痛んでいる金融機関にまたしても悪材料ということで為替相場への影響も心配しましたが、既に一桁上の金額の救済策などに目が慣れてしまっているのか、むしろ先週のビッグ3救済法案の廃案ニュースとその後のニューヨークでの新たな救済策で上下動した相場は、この詐欺事件には静かな反応でした。

     

    ビッグ3の救済策にしても、今週のFOMCにしてあまりドルに対してよい材料とはなりそうもない感じが強いし、実際にGMが倒れてしまう危険を考えてしまうと、材料折込済みというよりは調整色が強く、市場にも迷いが感じられるのですがどうでしょうかね?