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2008年11月17日

高所得者からホームレス

外資系金融機関で高額所得を受け取っていたホワイトカラー層からホームレスへと転落する向きが少なくないようだ。

 

実際には「金融機関出身者」だけに限らないけれども、金融都市ニューヨークにおけるホームレスの数が急増しており、それは統計にもキチンと現れている。

 

ニューヨークのホームレス用施設・一時避難所は通称「シェルター」と呼ばれているが、そのシェルターへの入居は右肩上がり。今年9月にシェルターへ入った人数は延べ1464人となった。これは1984年の調査以来で過去最高の数字となる。

 

また、現在シェルターにいるホームレスはおよそ3万5千人と言われており、こちらは過去最高を下回るものの、それでも小さな市町村の住民程度の数が存在するということは、別の意味で驚きだろう。

 

しかし、その一方で消費低迷という状況もあり、どこも「経費削減」がテーマとなりつつある。そうしたなか、ホームレス支援の削減というものは比較的実施しやすい項目であるとの見方もある。

 

ジワリと冬の足音が聞こえ始めるなか、弱者にとって今年はとくにツライ冬になる可能性が高そうだ。