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2008年11月28日アーカイブ


    為替 乱人

    2008年11月28日

    去り行くファンド、瀬戸際のファンド

    米国SECへの報告によれば、ヘッジファンドの株式売却の動きは、第3四半期にピークがあったにせよ、第4四半期に入ってもなお止まらないようだ。

     

    先行き不透明感が増す中、投資家からの償還請求はいまだ続いているとみられる。

    こうした動きは、国内でも同様だ。

    今月中旬には、国内企業再生ファンドとしては草分け的存在だった、あるファンドが解散すると伝えられた。25年以上の歴史をもつ名門ファンドですら、資金調達に窮した上、資金引き揚げ圧力は強かったらしい。

     

    また、日本株による「ロング・ショート・ファンド」をフラッグシップとしている運用会社も、先日の決算内容からすると、かなり苦しい状況となっており、追加のリストラ策を先日発表したばかり。2年前のピークから運用資産は、47%減少しており、前述のファンドも、年初からのパフォーマンスが-15%というから、ロング・ショート戦略にも陰りがみえるか。

     

    さらに、05年、担当運用者が、高額納税者に名を連ねたことで一躍時代の寵児と持て囃されたことでも有名なある投資顧問のファンド。こちらの運用成績も芳しくない。

    手元にあるデータを参照すれば、直近の運用資産残高の減少率は-41%(8月末からの2ヶ月推移)。

    最近では、J-REITのロングらしいが、この先果たして好結果が得られるのだろうか。