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2008年11月18日アーカイブ


    為替 遊朗

    2008年11月18日

    金融サミット

    20カ国を集めた金融サミットが週末ワシントンで開かれ実に長い声明を採択して閉幕しました。

    史上初の試みに市場は思った以上に期待を持っていたようです。週末の報道は開催自体の歴史的評価をするものの即効性に乏しい声明にどちらかと言えば冷ややかな反応。

     

    週明けの為替市場も前週NYの引け値に対して多くの通貨が窓を開けて始まりました。

     

    しかし、考えてみればあれだけの数の国家が集まって話し合えば議論も紛糾すれば利害も対立して当たり前といえば当たり前。むしろこの金融危機にたいして総論だけでも足並みが揃ったこと自体、個人的には大きな成果だし、むしろ即効性のある施策が出ると期待するほうが甘かったように思います。

     

    声明には来年3月31日を期限にやるべきことと中長期的にやることを項目別に示し、4月末までに次回の開催を約して進捗状況をチェックするとした意味は大きいでしょう。

     

    20カ国も集まればその会合で何かが決まるというよりは、その声明が今後どれだけのスピードで各国が動き出すかというところがポイントとなるのは致し方ないところ。今後の各国の動きに注目するしかないのでしょうね。

     

    時期的にも長期的な資金は動きにくいタイミングでもあり、短期的な資金の今後の各国の動向と経済指標の悪さ具合を材料にした売買がメインとなり、やや値動きの大きな相場が続くことでしょう。